桐たんす用語集 た行

た行
【台輪(だいわ)】
桐たんすの一番下の台の部分。
湿気が溜まらないように中は空洞になっている。桐たんすの高さ調節のために短くする事もあるが、なくす事はできない部分。
【タンニン】
桐に含まれる成分の一つ。
防腐・防虫・殺虫効果に優れていると言われる。
【天板(てんいた)】
桐たんすの一番上の板。モデルによって厚みが異なる。高い桐たんすは厚くなり安い桐たんすは薄くなる。
【天丸(てんまる)】
桐たんすの上部の両角が丸く細工されているもの。
デザイン的にやわらかい感じになる。丸めていないものを天角と言う。どちらも可能で、お客様の好みである。
【伝統工芸士(でんとうこうげいし)】
経済産業大臣指定伝統的工芸品の製造に直接従事し、12年以上の実務経験があり知識試験と実技試験に合格した職人。
現在、加茂桐たんす業界には、33人の伝統工芸士がいる。当社では3人の伝統工芸士が在籍しています。
【伝統的工芸品(でんとうてきこうげいひん))】
経済産業大臣が指定した「伝統工芸品」
県などが認めた一般の伝統工芸品とは異なる。必ず証明のシールが貼られていますので、購入の際にご確認下さい。
【胴厚(どうあつ)】
桐たんすのモデルの呼び名にひとつ。現在のもっともスタンダードなモデルの板厚である。
本体の板の厚みが2.7cm厚の板で作られている桐たんすの事である。こだわりがなければこのモデルを選んでおけば間違いはないです。
【胴丸(どうまる)】
桐たんすのモデルの呼び名のひとつ。
本体の板の厚みが4cm厚の板で作られていて、左右の角 (側板) を丸く加工した形状の桐たんすの事である。非常に高価でトップランクのモデルである。
【留(とめ)】
本体の板と板の接合部分が45度になっている事。昔からある伝統工法で技術が必要とされています。
【砥の粉仕上げ(とのこしあげ)】
昔からある一般的な桐たんすの塗装方法で非常に落ち着いた仕上がりです。
簡単に説明すると、粘土状の土を水で溶いたものに木の実の液体を混ぜたものになります。但し、水に非常に弱く取り扱いは丁寧にお願いします。


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