桐たんす用語集 ま行
ま行
【前桐(まえぎり)】
桐たんすの前面だけに桐を使い、側板や裏板などは桐以外の安価な材料、主に杉を使ったものが多い。引き出しも前面だけが桐になっている。
昔の桐たんすには、桐材が高価だったため、主に杉材が使われました。当社に送られてくる修理の半数が前桐の桐たんすです。
【前飾り(まえかざり)】
観音開きに付く金具の名前。さまざまな柄があり、お客様の好みで好きな金具が付けらけます。
前飾りで桐たんすの雰囲気もガラッと変わりますので重要なポイントです。
【柾目(まさめ)】
丸太の中心に向かって挽いたときに現れる年輪が平行な木目を柾目と言う。
柾目を使用した家具は桐たんすだけではないだろうか?日本人が好むポイントで細かい柾目ほどきれいで貴重である。
【丸盆(まるぼん)】
衣装盆のモデルのひとつ。四方の角が丸く、さらに上部も丸く加工されていて四方全部が「砥の粉」で塗装されている衣装盆。
もっとも市場で流通している衣装盆で綺麗な見た目が人気がある。
【無垢板(むくいた)】
合板のように貼り合わせた板ではなく、一枚板の事を言う。一般的な家具はすべて合板である。
【夫婦箪笥(めおとたんす)】
2棹の桐たんすを一緒に販売した婚礼用の家具の呼び名。今ではほとんど呼ばれない呼び名である。
主に和たんすを男として、整理たんすを女として見立てた呼び名である。
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