2013年3月4日 読売新聞取材
桐たんす展示会 桐たんすをPR
加茂市の伝統工芸品「桐たんす」をPRしようと、新潟市中央区の新潟テルサで3日、メーカーによる桐たんすの展示会が開かれた。若者を中心に需要が低下していることから、より使いやすく現代的なデザインの製品など20点が展示された。
同市では200年ほど前から桐たんすの生産が始まったとされ、現在はシェア70%を占める全国一の産地。 桐は燃えにくく、湿気を適度に調整する特徴があるため、着物や和紙の保管に利用されてきた。
しかし近年は「サイズが大きい」「高価」といった印象で、敬遠される事もあるという。
展示会では従来の桐たんすと共に、比較的小さく、角を丸く削るなど工夫して和洋どちらの部屋にも合うデザインの「桐チェスト」も展示
来場者達は実際に引き出しを出し入れしながら、桐の手触りを確かめていた。主催した桐の蔵の桑原隆社長は、「桐たんすは昔から女性の憧れ。一生ものの買いものになるはず」とアピールしていた。
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