2009年9月5日 新潟日報取材
趣演出 洋風桐たんす
家具製造の桐の蔵(新潟県加茂市)は4日から、デザイン性を加えた洋風の桐たんす(チェスト)など30点を集めた展示会「伝統と革新の共存展」を新潟市中央区の新潟テルサで開いている。
伝統な桐たんすより低く、色の変化をつけた作品を揃え「洋間、日本間とも合う家具ができた」としている。湿気を吸い、密閉性のある桐たんすの良さを生かしながら、デザイン性を高めたのが特徴。
取っ手部分に固いクルミ材を使ったり、表面板に複数の古いたんすの素材を再利用してカラフルな印象を与えたりした作品も並んだ。
価格帯は、同社の伝統的な桐たんすが、50万~100万円だが、チェストは、20万~60万円台に抑えた。
桑原隆社長は「腰掛けられる高さがコンセプト。現代の住宅事情に合う設定にした。使い勝手の良い家具を見てほしい」と話している。
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